我が家が子供部屋を作らずに過ごしてきた3つの理由

リビングや和室で、勉強や趣味を楽しみながら過ごす5人家族のイラスト 生活
子供部屋を作らずに過ごしてきた3つの理由

子供がいれば子供部屋を作るのは普通の事と思いますが、我が家には有りません。

我が家には3人の息子がいます。この記事を書いた2025年4月時点では、長男は大学生でした。子供たちが大きくなれば、それぞれの部屋を用意することになると考えていましたが、我が家ではリビングを中心に過ごす暮らしが続いていました。

そして寝室についてはゆか面を隠すようにベッドが置かれ、2段ベットも駆使し、全員で一緒の部屋で寝ています。

家族一緒を強制もしていませんし、何度か子供部屋を提案しても特に要らないとの事で現状に至ります。

どうしてこの様になったのか、回想してみたいと思います。

部屋の家具

家族の昼間の主な居場所はリビングです。以下に間取りと家具の配置を紹介します。

我が家の1階の間取りと、勉強にも使う6人掛けテーブルやソファなどの家具配置

リビングに置いてある主な物はソファー、テレビ1台、ダイニングテーブルとイス6脚、私の書斎代わりのPC机と椅子という程度です。

リビングの一角にキッチンと続きの和室があります。和室には幼少期はおもちゃ類と本棚、現在ではゲーム用机&椅子とそれぞれの学校用のカバン教科書類のための棚がある程度です。

特別なものは無く、外出予定のない時は全員基本的にリビングで過ごします。

まずは子供の勉強についてですが、宿題、試験前、受験勉強のほとんどをダイニングテーブルでこなしてきています。

リビング勉強が始まったのは長男が小学生の時だったと思います。

小学校入学時に少しだけ学習机を検討しました。とくに自分達の親、子供達からすると祖父母の意向もあって家具屋に学習机を見に行ったりもしました。

ただ学習机は機能面で学習に向いているのかもしれませんが物々しく将来的に汎用性がない様にも感じました。また3人分それを揃えるのかと思うと現実的ではないと思いました。

そうであればシンプルなテーブルに本棚を乗せる程度で良いのではないか、更にそれなら食事以外はあいているダイニングテーブルで良いとの考えに至りました。

そもそも学校では長時間使う画一的な机とイス(と言っては関係者に失礼ですが)で学習が成り立っています。

小学生では家で宿題をこなす程度ですし、学校に劣るとも思えない家の設備を有効に使わない手は有りません。

以上から勉強はリビングのダイニングテーブルで行うという習慣が今でも続いています。

次にそれぞれの憩いの時間ですが、子供達と妻はL型のいわゆる3人用カウチソファに多いと3人、もしくは4人で座って過ごします。

そこから誰かがゲームをしたり筋トレしたり、三男が和室でラジコン整備を始めたり、妻が家事などすればソファ使用人数が変動します。

家族はソファではほぼスマホを見ていることが多いです。家族が使用中のスマホ画面も見えなくはないですがそこは信頼なので、視線は外すようにしています。

私がリビングにいるときはPC画面、あとはテレビをダイニングテーブルの椅子から見るなどしています。

そもそも私はほとんどソファにゆっくり座って居ることはありません。平日に出来ない溜まった家内作業などをせかせかと行っています。

子供の誰かが勉強を始めれば、テレビは消してそれぞれのやりたいことなどに分かれます。

そんな感じで一緒の空間にいても互いに良い距離感で干渉し過ぎず、何か話題があれば家族であれやこれや話したります。

以上のようにリビング、ダイニング、キッチン、和室とそれらに置かれた家具、さらに寝室を家族で供用することで誰かが専用の部屋を持つことはしていません。

子供が一人で過ごしたい様子を、私が目にすることはあまりありません。ただ、2階の筋トレ用の部屋で過ごしたり、友達と通信しながらゲームをするために和室にこもったりすることはあります。いつも全員が同じ場所にいるわけではありません。

着替えはリビングで済ませることも多いですが、必要に応じて浴室手前の洗面所を使っています。専用の子供部屋はなくても、その時に使いたい場所を使いながら暮らしています。

親との関係性

妻と子供達ですが、まずよく会話をしていると思います。

学校や友達の事、テレビを見ながら芸能人や流行りの事など。友達の事などは聞きすぎて面倒くさがられている時もありますが、それでも親としての興味と心配という愛情表現の一つかと思います。

そんな感じなので子供自身に嬉しい事などがあった時は逆に子供がじょう舌で、それを妻は一生懸命に聞いています。

食事時でも3人兄弟は話しをさえぎられると"今は俺が喋る話す番"などと争うようなこともあります。

それに対して父親である私の方は家族の話を聞いている事が多いです。でもたまには思った事をここぞという時に話すようにしています。

口数は家族で一番少ないですがその分、行動で思いが伝わるようにつとめています。昔から言う、背中で語るということでしょうか。

子供に対して口だけで伝えてうっとうしく思われないようにまず自分が行動します。上に書いたように家ではあまりゆっくりせずに動いている事が多いです。

子供が小学生くらいまではプールでの泳ぎの練習や公園でのサッカーの自主練にかなり付き合いました。

勉強面では別記事の交換ノートを初め、子供が宿題などでわからない事があれば自分が作業中でもすぐ対応するようにしました。

夏休みの自由研究では率先してテーマ決めから作品や実験装置の作成など子供と一緒におこなって来ています。子供が全部自主的にやるのももちろん良いと思いますが、私としては良いコミュニケーションの機会と捉えて毎年関わってきています。

以上のように、親として子供と小さな頃から適度な距離感で互いに信頼できる関係を作って来たことがよかったと思っています。

兄弟の関係性

我が家の子供は3人兄弟で長男と次男が3歳差、次男と三男が4歳差です。親から見ていて、長男が年齢より幼く、次男は標準的、三男はしっかりものです。なので真ん中の次男に何となく言動のレベルが揃っているように感じています。

いまだに食事での肉やロールケーキの大きさを巡って兄弟でジャンケンをやってます。仲が良さと共に幼さもまだまだ残ります。

学習面で長男は、分からない問題にもすぐには諦めず、時間をかけて取り組んでいました。ただ、思うように解けないと大きな声を出したり、物に当たったりすることもあり、同じ空間で過ごす家族が落ち着かない場面もありました。

限度を超えた時には叱りましたが、頑張ろうとしている姿を見て、家族が我慢していたこともあります。この点は、リビングで一緒に過ごす難しさでもありました。

長男は塾には通わず、自宅のリビングで勉強を続け、指定校推薦で大学に進学しました。ただ、子供部屋を作らなかったことと進学の結果を、直接結び付けることはできません。

弟たちもリビングで勉強しており、兄弟で勉強の話をすることがあります。ある時、次男が参考書について相談すると、長男は嬉しそうに「物理の本はこれやなぁ〜」と教えていました。こうしたやり取りを身近で見られるのは、同じ空間で過ごす我が家の日常です。

勉強以外で兄弟の話としては家庭用ゲーム機があります。

新しいゲーム機が発売される時のことです。そのゲーム機を購入するか否かから資金の話、買うタイミングについてです。

購入金に関しては私はゲームを基本しないので親の支援は無く、兄弟で誰がどのくらい金額をもつかなど協議していました。長男はバイトなどで懐に余裕はあるので多く出し、弟達は出世払いなどとしていました。

買うタイミングについてはまずは様子見で、受験を考慮して、それが終わってからなどとしているようでした。

そのあたりは兄弟がとても協力的です。

子供部屋などがあれば、それぞれが好きなタイミングで好きな事をすれば良いと思いますが、三兄弟は以上のように友達のような感じです。

まとめ

我が家が子供部屋を作らずに過ごしてきた背景には、次の3つがあると思います。

・リビングや隣の和室に、勉強や好きなことをして過ごせる場所があること
・親子で会話をしながら、同じ空間でも干渉しすぎずに過ごしていること
・兄弟で勉強や遊びの話をしたり、相談したりする機会があること

一緒に過ごす中では、勉強中の声やテレビの音など、家族の間で調整が必要な場面もありました。リビング以外の部屋を使うこともあり、いつも全員が一緒というわけではありません。

何度か子供部屋を提案しましたが、子供たちからは特に要らないと言われ、今の暮らしが続いています。これは我が家の場合で、どの家庭にも同じ形が合うとは限りません。

家族がそろう週末の夜に、手巻き寿司などを囲んで話す時間は、私にとって楽しみの一つです。いつまでこの暮らしが続くかは分かりませんが、今の家族との時間を大切にしたいと思っています。

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