
私がノートPCを買った直後に行うようになったこと、それは画面と本体の接続部のヒンジの調整です。
最近のノートパソコン(以下、ノートPC)は薄く軽量になって持ち運びも楽になりました。
一方でそれによる弊害が起きていると思います。
その一つが画面と本体の接続部分、いわゆるヒンジ部の故障です。
子供が大学で使っていたノートPCで数年経ったある時、ヒンジ部周辺に不具合が起きました。
ヒンジ部周辺に亀裂が入り、画面が浮いてきてしまいました。
何故、その様なことになったのかその原因と対策です。
- 原因:ヒンジ固定部に対する負荷が高い
- 対策:ヒンジトルクを決めているナットの調整
それぞれ以下に記します。
原因 ヒンジ固定部に対する負荷が高い
ノートPCは通常キーボードがついた本体部と画面からなりそれらが開閉する構造になっています。
開閉部のヒンジの機能としては以下2つがあります。
- 閉時に画面が勝手に開かない様にする
ひと昔前の多くは引っ掛かりがついていてそれを解除する構造でした。
ただそこにはデメリットがありました。
まず解除機構のためのスペースと機構が必要でした。
そして、ユーザーに一操作を強いるものでした。
そこで解除部を無くす代わりに閉じた状態から簡単に画面が開かない機能をヒンジに持たせました。
これによってヒンジの保持力、いわゆるトルクが強くなりました。
- 画面をどんな角度でも保持する
ユーザーはノートPCをどんな状況で使用するかは分かりません。
また、画面の角度は人それぞれ好みがあります。
その要望に応えるため回転可能な全ての角度で画面を保持できなければなりません。
画面が直立状態であればヒンジに掛かる力はほぼゼロです。
一方で水平から少し浮いた状態ではヒンジトルクが一番必要です。
腹筋を鍛える時にあお向けで足をほんの少し上げるとキツいのと同じです。
画面をあらゆる角度で保てるようにする為にヒンジの力が強くなったのです。
ヒンジは一般的に金属板と軸、バネなどで出来ています。
なのでそれ自体は強くてほぼ破損することはありません。
それに対してヒンジ固定部を薄くなった製品の中で強化するにも限界があります。
ノートPCの中には残念ながら画面の開閉を繰り返すことで破損する製品が少なからずあります。
対策 ヒンジトルクを決めているナットの調整
次にヒンジ部周辺の破損の防止策についてです。
その具体的な方法はヒンジトルクを下げる事です。
最近買ったノートPC(dynabookG83)のヒンジ部のトルク調整について紹介します。
具体的な手順です。
- ヒンジカバーを外す
- ナットを緩める
- ヒンジカバーを戻す
詳細は動画にまとめています。
この機種は調整する事を推奨しているのかと思うくらい簡単です。
使用想定する角度で画面保持が出来ることを確認したら完了です。
注意点としては緩めすぎると回転がスカスカとなり、さらにナットがバラける事です。
また、トルク減により開閉しやすくなる一方で本体や画面だけ持つと意図せず開いて落とす可能性があります。
丁度良いトルクに調整出来れば本体をおさえることなく片手で画面角度を決められます。
ヒンジ部周辺への負荷も低減しているので将来的な破損を防止できます。
まとめ
ノートPCヒンジ部の破損の原因と対策です。
- 原因:ヒンジ固定部に対する負荷が高い
- 対策:ヒンジトルクを決めているナットの調整
ちょっとした手間を掛ければノートPCを快適に使用できます。
ノートPCのちょっとした不具合で使用できなくなるは悲しいことです。
作業は自己責任とはなりますが、手をかければ愛着をもって使用し続けられると思います。


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