献血をしてみる

献血の始まり

献血は子育てとはあまり関係ないのですが、自分の大人としての失敗行動を正す、ある意味自分の中の子供を育てるということでご容赦ください。

献血など自分と全く関係のない他人事と思っていました。

血や注射にもどちらかというと苦手意識があったのでその事があるまでは一生やらなかったかもしれません。

献血をするきっかけとなった出来事

職場の飲み会だったと思います。

沖縄料理の居酒屋で泡盛などをリミットを超えて飲んでしまいました。

同僚と分かれ、一人で電車に座り出発を待っている所で記憶が無くなりました。

気がつくと、まだ家までは途中の駅でした。しかし、なぜか下車しました。

トイレや気分が優れない訳でもないのに。

しかもその電車は最終電車でした。

仕方なくタクシーでと思って財布を探すと、、無くなっていたのです。

途中で落としたか、あまり人を疑いたくはないのですが発車までに眠ったところを狙われたのではないかと思います。

今と違う少し多めの現金、クレカ、免許証などスカッと無くなりました。

次の日、最寄りの警察に届けましたが、時間がたっても見つかることはありませんでした。

ひどい二日酔いと共に相当自己嫌悪に陥った出来事でした。

自動車免許証の再発行を行う

現金は諦めるしかなく、クレジットカードもすぐに止めたので、金銭的な被害はそれ以上はありませんでした。

あとは運転免許証です。

何日か後、免許センターへ免許証再発行に向かいました。

免許証紛失は世の中的には一定数いるようで滞りなく新しい免許を再発行してもらったと思います。

もちろん手数料など実費はかかったのですが。

一応そこで財布を無くす前の段階に戻ったので、失敗を繰り返さないように気持ちを切り替えようと思いました。

免許センターの出口付近でふと献血の文字が見えました。

そこで、ピーんときたのです。

その頃、DAKARAという飲料のCMで小泉今日子さんが次のようなフレーズで歌っていたのです。

「私の中の良からぬものが、ジョジョビジョブァ〜」と。

これだと思いました。

献血の血液を待たれている方には誠に申し訳ないのですが、「自分の中の良からぬものを少しは抜いて新しい自分に近づくために挑戦してみよう」と。

献血を終えて、ほんの少しだけ清々しい気持ちになりました。

その後の献血

献血はそれほど多くは行っていませんがこれまでに4回行いました。

その他、一回は途中で貧血を起こしてしまい、志半ばで中止となりました。

それでも血液製剤などには利用できるとのことでした。

自分の血液を他で再利用するというのは色々な考え方もあるのでお勧めとなどということはできません。

特に私の場合は最初のきっかけが自分の失敗だったので、どうなのかとも思います。

ただ、身体的に色々な立場の方がいらっしゃると思いますし、自分の体が十分元気なのであれば少し世の中に還元しても良いのかなとも思うのです。

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