高圧洗浄機で家のメンテナンスをするオススメの箇所1

生活

 

家に高圧洗浄機をお待ちでしたら、普段は手が届かないところを掃除しましょう。エアコン編です。

なお、以下の内容はメーカー保証の対象外となるなど、あくまで自己責任となる内容を含んでおりますので御承知おき下さい。

エアコン内部の主要3箇所を根こそぎ洗浄

エアコンの掃除ですが通常はフィルター類の掃除やアクセスできる範囲のエアコン洗浄スプレー程度と思います。

でも、数年使用したエアコンは内部に黒カビなどが発生し、匂いもしてきます。

エアコンは熱交換の為の金属フィンや送風ファンが必ずあります。

それらは効率良く機能させるための構造をしています。

快適な温度を得るようにできるだけ小さなスペースで製品を設計することを優先しているため、そこに発生する汚れなどは二の次となっています。

エアコンは部屋中の空気を循環させるためにホコリやカビの付着は避けようがありません。

ホコリはフィルターでだいたいはキャッチするため、その手入れで大まかに済みます。

ですがカビについては内部を含め、空気が通過する経路や水蒸気が発生する部分など広範囲に付着します。

我が家では子供全員が小児喘息だったため、このあたりは敏感になっていました。

エアコン掃除を業者に頼むのはお金もかかるし、なんだかうさん臭さうな感じがしています。

まあ、大手などそれなりの業者を選べば今はネット拡散で信頼ガタ落ちも怖いでしょうから変なことはないとは思いますが。

そんなわけで私の場合は自分でやる事に決めたのです。

まずはYouTubeで家のエアコンの型番などで検索して、分解方法を調査、予習します。

バッチリ同じ機種の動画があればラッキーですが無い場合もあります。

ただこの場合も同じメーカー類似機種であれば細かい点は同様と考えられます。

特に古い機種や余計な機能がない機種は構造が比較的シンプルなので分解のハードルは少し低いです。

私はリビングのメイン機種に手を出した後はメーカー違いも気にせず、頻度は低いですが分解洗浄しています。

それではまず最初にエアコン分解の時に有ると便利な物を紹介します。

製品を分解する時にネジを順番にしまっておくと、組み戻しで忘れることを防げます。

100均などで売っている以下のようなネジ入れとしての小物入れが良いです。

ちなみに私の場合、季節のルーチンワークになっているので分解方法をメモ書きしておいています。

以下、エアコンの心臓部と考える3箇所、送風ファン、熱交換フィン、それに排水受け部それぞれの洗浄について記します。

送風ファン

送風ファンは風を送り出す部分なので吹き出し口からアクセスは可能です。

以前は種々のブラシを使用して、スキマごとに届く範囲で汚れを落とし、掃除した気になっていました。

しかし、これでは時間がかかり、かつ清掃状態も中途半端でした。

外から見える所はキレイでも汚れの大半は残っていてニオイは軽減したとは言えない状態です。

送風ファンですが水車を横に何個も繋げてその方向に伸ばしたような形状です。

羽は何枚もあり、それらの間隔は狭く、またわずかに湾曲しているので、外からブラシを入れてもらちがあきません。

コレをお風呂などて高圧洗浄機で洗い、ヨゴレを一網打尽にします。

洗浄時には適度に部品を押さえつけておきましょう。

そうしないと高圧洗浄機の噴射強度によっては勢い良く回転させたり、部品を破損させてしまうので気をつけましょう。

陰干しで新品のようになった送風ファン、それは気持ちの良いものです。

熱交換フィン

熱交換フィンは状況によってはカビの巣窟になります。

エアコンのこの部分は基本設置場所からは取り外せないので、その場で行うことになります。

上記の送風ファンまで分解出来れば、熱交換フィンはほぼ露出している状態になります。

このあとですが、プロの業者は高圧洗浄機での洗浄を想定した養生を施します。

洗浄時の水を飛び散らせないようにするためのカバーとしてのビニール、その汚水を流すためのホース、さらに汚水を溜めるバケツなどです。

私はそこまでできないのでビニールだけを施し、ここには高圧洗浄機は使わず、毛の長いブラシと洗浄水をスプレー容器に入れたものを用意して掃除します。

ビニール袋は70リットルゴミ袋など間口の広い物を用意します。

うちのエアコンはそれでも下側をカバーできないので縦半分にカットするなどして無理矢理汚水受けとします。

養生は水の重さには耐えるようにテープ止めなどします。

洗浄水の方は水だけでも良いですし、エアコン用スプレーを使用しても良いかと思います。

機種によっては熱交換フィンの近くに電装部があるかと思うので、気をつけながら掃除します。

熱交換フィンは薄くて変形し易いので,接触に注意しましょう。

また薄くて鋭利なため、作業時は手などへのダメージを防ぐ手袋をつけると良いです。

掃除が終わったら、熱交換フィンを出来れば数日露出したまま乾燥させたいところですが、かく言う私も待たずに組み上げてしまいます。

排水受け部

排水受け部は結露した熱交換フィンから落ちる水滴を受けて機外に出す部分です。

水分と共に汚れも落ちてくるので、カビやホコリなどが付着しやすいです。

ここは風を左右に振るモーターなどが一緒なら分解するかまたはそれらに気をつけながら、高圧洗浄機を使うか、歯ブラシや雑巾などで洗い流します。

以上の三つの内部構造が洗浄出来たら、それ以外は目につく汚れを拭き取るなどして順番に組み戻します。

まとめ

基本はエアコンの分解とその洗浄がメインの作業です。

  • YouTubeで分解工程の予習
  • ネジ入れその他準備
  • エアコンの分解
  • 送風ファン、熱交換フィン、排水受け部の洗浄、その他汚れの拭き取り
  • 組み戻し

エアコン掃除ですがプロに頼めば数万円。

見積もりや予約、また当日は家に居なければならないこと、もしかしたらオプション提示や勧誘などあるかもしれません。

高圧洗浄機など初期投資と作業時間はかかりますが、そんな煩わしさから解放されますし、やってみる価値はあると思います。

未だに組み上げた後にネジ一本が余ったりはありますが、そこはご愛嬌。

作業後の一杯は格別です。いかがでしょうか。

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