親としての自覚

生活

最初の子供ができた時

子供が初めてできた時の気持ちは何かふわっとした感覚で嬉しかったとは思いますが、あまり現実味がありませんでした。超音波の写真を見ても細胞のような画像でしたし、安定期までは確実ではないということもあってまだ自分の親など周囲に伝えることもありませんでした。

そこから時間がたち妻は妊娠からつわりの時期を超え、いざ出産を迎えました。

陣痛から出産へ

初産は陣痛が来てからかなり時間を要しました。妻は分娩台に乗っては戻される事を何度も繰り返しました。付き添いの義母と交代で妻の身体をさすっては頑張れと声をかけ続けました。20時間を超える闘いの末、その時はきました。

立ち合いのススメ 3割のパパだけ!?

事前に出産の立ち合いなんて考えていなかったと思います。促進剤の同意書に署名してからまもなく、分娩室のほうからパパさん立ち会いはどうします?との事。ともにその時を迎えたいと特に迷いは無かったと思います。そして、いとおしい赤ちゃんは大きな産声と共に私達の目の前に現れたのです。妻の手を握りながら沸き上がる感動と共に思ったのは、この子を守るという親としての強い覚悟でした。

ある調査によると2022年データでは父親の立ち会い出産は3割程度だそうです。色々な状況があるとは思いますが、個人的には立ち会って良かったと思います。これからもし機会があるのであればぜひそのタイミングを逃さないよう準備をされたら良いと思います。

2人目3人目は当たり前

続く出産でも、もう当然の如く立ち合いを選択しました。この何事にも代え難いチャンスを逃してなるものかと。3人目の時はたまたまですが役割を終えた胎盤を見ました。私は決して血を見ることが得意な方ではなく、勝手なイメージの中にある肝臓のようなものでしたが、それさえも愛おしく感じました。

今は色々な出産形態があるようですが、立ち会い出産だけでなく二度とない胎児、幼児のイベントに可能な限り付き合ってみることをお勧めします。私自身それらのことを通して、父親としての責任感を持つことが出来たと思っています。そのことは自分にとってその後に続く子育てに大きな影響をもたらした、今ももたらしていると思っています。

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